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2011.06.23 (Thu)

音楽発表会ができるまで16~発表会とは何だったのか?

ラストです。

私自身が「発表会」という存在について、
日頃思うことを綴って、
終わりにしたいと思います。

来年はこのシリーズは書く必要がないので、やりません。
私も皆さんも、
いつでも読み返せるよう、こちらにまとめてあります。
http://johnnyh.blog82.fc2.com/blog-category-6.html


「生徒さんにとって発表会とは?」

目標、区切り、念願…などなど。
様々な捉え方をしてくれているのだと思います。

向上心の非常に高い生徒さんには、
「ライブ活動へのステップ」と捉えてもらうのも、良いと思います。
演奏面でも、
演奏以外でも、
ライブ活動に必要な、いくつもの「準備」を体験してもらえるように、カリキュラムを組んでいるつもりです。


しかし、
いくら充実した発表会になっても、
「発表会」というイベントである以上は、

いち教室内での出来事であり、
温かく見守ってください的なスタンスであり、
オナニーの範疇を出ないものであります。
これが、
「入場無料」の意味です。



思うに。

大多数の生徒さんは、
いろんなライブを見に行ったり、
いろんな場所で、いろんなプレイヤーと演奏したり、
外の広い世界を知ること、

これが圧倒的に足りません。


本当は、
生徒の皆さんがバンドをバリバリやって、

「あ~また発表会ですか?
自分のライブが忙しいんですよ~。無理っすね!出れないっす!」
と、
言ってくれたら、僕は嬉しいです。




今後の展望です。

僕の知る限り、
ひょっとするとうちの教室は、県下で最大規模になっている可能性があります。
そういうなか、
毎年の発表会も、
それなりの知名度・期待・評価を得ているらしく、

しかしながら、
マイペースに堅実に、継続していきたいイベントではありますが、

では、
10年後もやっているか?
というと、フツーに明日のことはわかりません(笑)


私もケイジ先生も、比較的アウトローな人生を歩んでいますし(笑)、
だからこそ得たノウハウかもしれませんし、
現場とお上が一枚岩というわけでもありません。


長く続けていくためにも、
若い講師に継承させていきたいところですが、
いかんせん、
講師にもいろんな資質、向き不向きがあります。


それでもって、
ほとんどのみんなは知らないけれども、
和歌山出身で、
今、
東京やなんかで頑張っている、非常に演奏力の高い先輩、後輩たちはたくさんいます。

ほんとは、
あちらで成功して、帰ってこないのがいちばん良いけど、
帰って来たら、来たで、
協力してほしいこともありますよ、と。



とりあえずは、また次の1回を。
おんなじよ~~~に、
しょうもないスケベ心に振り回されることなく、頑張って作りたいと思います。

シリーズ最後に。
稚拙な文章を熱心に読んでくれた皆様、ありがとうございました。
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2011.06.23 (Thu)

音楽発表会ができるまで15~残務処理

冒頭から余談ですが、
疲れがどっと出た感じで、熱を出して寝込んでおります。
ああ…予定がいっぱいあるのに…。



はい。
発表会後の残務処理です。

通常なら収支計算があるところですが、
うちの場合、
自前施設であることが、ここにきてメリットをもたらしています。音源の配布だけです。
写真、ビデオに関しては面倒なので、
「生徒さん各自で」と、前もってお願い済みです。



音源は少し編集が必要です。

録音機は音楽用の、爆音にも耐えるハンディレコーダー。
PC上で、
編集ソフトを使って作業していきます。

ファイルとしては、1時間分のmp3が5つぐらいで、
これを1曲1曲、小分けにしていきます。
そして、
音量・音質を調整。


次に、
これらの音源をWeb上にアップ。
パスワードを設けて、関係者だけが視聴・ダウンロードできる状態にします。
出演者全員に、
この旨をメールでお知らせ。

ここまで、
6時間ぐらいの作業になります。


大半の方への配布はこれで完了ですが、
ネット環境がない方もいらっしゃいますので、
希望者には、
CD-R現物を焼いてお渡しする。


あとは、
残務処理と呼ぶのはふさわしくないですが、
発表会をきっかけに、
各講師、
体験レッスン、本レッスンの申し込みがあったりなかったりするので、
これらの受付です。


<関連記事>
音楽発表会ができるまでシリーズ
http://johnnyh.blog82.fc2.com/blog-category-6.html
20:43  |  音楽発表会ができるまで  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2011.06.21 (Tue)

音楽発表会ができるまで14~当日の業務内容

「できるまでシリーズ」に戻りたいと思います。
残りあと3ネタ。
ここでは、
発表会当日の、業務的な流れを書いていきます。


午前はリハーサル。
前日リハと同じ流れですが、人口密度は3倍ほど多くなります。
それぞれのスタジオで、出欠を確認。

お子さんのことや、
混みあうロビーのエアコン調整も少し気にかけつつ、
これらを、
他講師、心やすい生徒にお願いして、
私自身は
タバコとコーヒーで精神統一。(サボるともいう)


開場前。

お客さんが入る直前に、
乱れた客席を並べなおしたり、
生徒さんの荷物、ゴミを控え室に入れてもらう。
これらを、
他講師にお願いして、私自身はタバコとコーヒーで精神統一。(サボるともいう)



そして開演。

最近、このブログには、
「発表会運営」などの検索ワードで、ご覧くださる方が増えています。
なかでも
「あいさつ文」という検索が多かったので、そのへんにも触れます。


冒頭挨拶はこういう感じ。

「これより○○発表会を始めさせて云々~」
「私、本日、司会進行を務めさせていただきます○○です、よろしく云々~」
加えて、
・教室の概要を手短に。
・会場の案内、トイレの場所、飲食禁止の旨。
・無料体験レッスンの宣伝。
最後に、
「初心者の方もたくさん出演するイベントで、
お聞き苦しいところもあるかと思いますが、
温かく見守っていただきたいと思います。
それでは!!
トップバッター○○さんの演奏で~云々」 2~3分ぐらいです。



MCで心がけているのは、
とにかく生徒さんのお名前、曲名をゆっくり正確に伝えること。

バンド転換時には、
発表を終えた生徒さんに軽くインタビュー?一言、二言、お話します。
「初めてステージに立った感想は?」
など、
月並みな話題で十分かと思っています。
生徒さん自身の、ライブ日程やメンバー募集があれば告知してもらいます。
話が弾めば、
適度に広げるのも良いでしょうね。



このとき、
バンド転換で時間がかかる場合もありますが、無理にMCで繋げないようにしています。
ガチャガチャ、ザワザワして、
少しグダっても良いじゃないか。という解釈です。

緊張してる生徒さんに、
「落ち着いて始められそうですか~?
セッティング、違和感ないですか~?
お客さんやメンバーをよく見て、楽しんでくださいね~♪」

普段どおりのテンションで、
言葉をかけるほうが良い。という解釈です。


繋ぎを放棄すると気楽なもので、
ひょっとすると、
お客さんもそのほうが楽かもしれません。追い込まれたMCを聞いているよりは。




バンド転換側のことも。

私以外の講師は、
生徒さんのローディー役となって、
ドラムの微調整や、エフェクターの配置などを全力で手伝います。
Gt、Bさんは、
アンプのつまみをメモっていることもあり、優秀なスピードです。

本当は、
時間にゆとりを持って、自分だけでセッティングするのがいいのかもしれませんが、
それをやると、
発表会が、7時間ぐらいになるかもしれません(笑)


たまにライブハウスで、
セッティングに20分ぐらいかけて、ドッカンバッカンやってるのを見かけますが、
ああいうのだけには、なってほしくないですね。

マイクは、
PAスタッフが卓を離れて狙いに来てくれます。
私は、
時々、録音機が異常なく回っているかチェック。




イベント終了までには、10分休憩が2回あります。
このとき、
小さなお子さんの親御さんがご挨拶に来られたり、
お客さんからの、レッスンの問い合わせに対応しています。
「休憩」には、
全然なってないですが(笑) ありがたいことですので、非常に嬉しく思います。
一方で、
私に話しかけないよう、気をつかってくれてる方も「多いらしい」です!!(笑)

そういう感じで、
司会やりつつ、自分の出番もありつつ、ラストまで。


「最後のあいさつ」は、
講師陣からの総評があってもなくても良いかと思いますが、
ここ数年は、
アッサリ終わるようにしています。


終了後。
ロビーや店舗に行って、とりあえずたくさんの方とお話をしたり、休憩します。
知らない方にも、
できるだけ御礼を言ったり、意見を頂戴したり。


それが一段落して、
会場に戻ると、
残った何人かの生徒さんたちが、自発的に撤収作業をしてくれていて、
ほとんど片付いています。
なぜだか?
毎回、こういうパターンです。



打ち上げはありません。
たまたま、
少人数で食事に行くかもしれませんが、大々的な打ち上げはしません。

ここにきて、大勢を連れまわしたり、
若い子がハメを外しすぎないように気を配るのは、面倒臭いからです(笑)
事と次第によっては、
来年の発表会ができなくなる可能性もあります。

「オトナも子供も。お家に帰るまでが発表会」 です。


<関連記事>
音楽発表会ができるまでシリーズ
http://johnnyh.blog82.fc2.com/blog-category-6.html
20:05  |  音楽発表会ができるまで  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2011.06.20 (Mon)

2011演奏科発表会レポ

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2011年の演奏科発表会、なんとか終了しました。
お越しいただいた皆様、
ご参加いただいた生徒さん、
いろいろご不便もおかけしましたが、ありがとうございました。


「できるまでシリーズ」は、
いつでも読み返せる、読んでいただける書き方ですが、
これは、
単なる昨日の日記、です。


まずは1つ自慢させてください!
昨年、
28バンド出演で、
4時間10分予定のところ、実質4時間5分という精度を見せましたが、

今年。
34バンド出演で、
5時間0分予定のところ、5時間0分でした!!!
自分が怖くなりました…。



イベントができたのは、
Voの生徒さん、英美先生のお手伝いがあったからこそです。
そして、
Voで止むを得ない欠員が出てしまい、
もはや教室内ではフォローできない段階になったときに、助けてくれたのが、
和歌山鋼鉄会、
ラウドストームのマッツさん。

マッツさんと共演できた生徒たちや、
そのスペシャリストぶりを目の当たりにした生徒たちは、
良い経験になったようです。

ご自身からも、
「勉強になった。自分も頑張らないとアカンと思った」
ありがたい言葉をいただき、
嬉しかったです。



反省点。

自分的にはあんまりないです。
司会が下手なのは最初から諦めて(諦めてもらって)ます。
だって、
プロじゃねーもん!(笑)

すでにいろいろご意見もいただいていて、
お金・時間的にブッとんだ意見は、ありがたくも却下するしかないのですが、
「丁寧にやりすぎ」
というような、おもしろい意見も頂戴しました。
でもねー。
どこを手を抜いていいのか?わからないんですよ~。手、抜きたいんですけどね~(笑)



生徒さんたちの演奏について思ったこと。

僕の生徒さんでは、
ドラム歴半年以下の方が3名、参加してくれました。
なにはともあれ、
まずはステージに立ち、8ビートを叩いてみる!という感じだったと思います。

「自分は初心者」という意識が強いのか?
できる準備はすべて整えてくれて、
3人ともが、普段のレッスンを通じてもベストな演奏でした。


一方、
中級者と呼ばれるような層で、
「間に合わせ演奏」が気になったこともありました。
基本なおざなりな感じとか、
発表会直前だけ頑張った感じとか、
直前すら頑張らなかった感じとか、
すべて。
すべて音によく出て、キッチリ痛い目を見るのもこの発表会です。

上達したい場合は、
まずは、
「自分の録音を聴いて、死にたくなること」が第一歩かと思います。



ある1バンドの話。

トリを任せたのが、
比較的、上手なメンバーが集まった組で、リハーサルを見てたんですね。
うん。
けっこう上手いし、まとまってるけど、なんかグッとこなかったんです。
リハだから、軽く流してたのかもしれません。

少しだけ、意見させてもらいました。


本番。


メンバー全員が、「命賭け」という、
僕の思う、バンドマンの基本をやってくれたと感じました。
趣味では、出ない音がしてたと思います。

それを聴いてたら、目から汁が出ました。
良い演奏でした。

その彼らの結晶を、ここに紹介しておきます。
以上、
昨日の日記でした~。


19:03  |  音楽発表会ができるまで  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

2011.06.18 (Sat)

音楽発表会ができるまで13~リハーサル

明日が発表会ですが、
お客様が入りすぎても立ち見で申し訳ないので、
大々的な告知はいたしません。


今日と明朝は、
ホールと2スタジオをフル稼動して、
生徒さんは、
共演するメンバーと顔合わせリハーサルです。

数名の講師間で打ち合わせして、伴奏や、指導。
私はこれの指揮をとります。


各リハでは、
多くの生徒さん同士が初対面のため、緊張気味。
まずは講師が間に入って、
メンバー同士を紹介し、空気を和らげるとともに、挨拶を促すようにします。


主な指導ポイントは、
音量バランス、アンプの音作り。
リハ終わりに、アンプのつまみをメモしておくこと。
イマドキの子は、写メしますね。

合図の受け渡しや、
フェードアウトする曲のエンディングも、この場で決めていきます。

実は、サイズ的なことは、
事前に決めておいて準備することもできるのですが、
「現場対応力」
を養っていただくため、あえて本番直前まで決めません。



演奏の中身については指導の判断が難しいところです。

本番直前に、
過剰なダメだしをして空気を悪くするのは、良くない。
慣れない生徒さんだと、
萎縮してしまって、本来の力を発揮できなくなるからです。

その場で、
ちょっと修正すれば良くなる点については、指摘をします。
場合によっては、
「応急処置」のようなことをする場合もあります。

あとは、
本番をハンディレコーダーで録音するのですが、
録音機の置き場所、向きによって、
ずいぶんバランスが異なるため、いくつかのパターンで録音してみたり。


とりあえず、
本日のリハーサルは非常に滞りなく、全チームが曲を形にして終了しました。
個人練習をしておけば、
合奏なんかはちょっとで良い、ということでしょう。



本日はうまくいきましたが、
これだけ参加者が多いと、全て予定どおりとはいかないこともあります。
遅刻・著しい準備不足・ダラダラとセッティング


そういう場合。
指摘はしますが、
結局、リハ時間がつぶれるのは本人で、これを理解してもらうようにします。
特に、
10代以下の子だと、
「約束の時間に、約束の場所に来て、約束のことをする」
という意識が確立していないこともあるので、
叱るのではなく、教える感じです。
(オトナでもいらっしゃいますけど…笑)


「今日からわかればいい事やからね。本番、頑張ってね!」

なるべく良い空気でリハを終えているつもりですが、
どう受け止められているかは、不明…(笑)


また、
経験の浅い講師も、一連の流れの中で勉強をしていかないといけません。
生徒さんへの接し方、
背中の押してあげ方、
本番直前での指導のしかた、
口を出しすぎちゃいけないポイント、等々。

実は、
このリハーサルこそが生徒さんにとって、
最も学ぶことが多い過程であり、
個人的には、
本番に関して、
各自ベストを尽くして、楽しんでくれれば、それほど重要視はしていない面があります。



このシリーズも終盤です。

「発表会当日」
「残務処理」
「発表会とは何だったのか?」

3つのネタを、発表会を終えてから書きたいと思います。

<関連記事>
音楽発表会ができるまでシリーズ
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