2017年06月 / 05月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫07月

2013.04.01 (Mon)

守り、認める育て方

10代でLM楽器のレッスンに通い始める子は、
好きなバンド、やりたい曲、
比較的、はっきりした目標を持つ子が多いのも特徴です。


ある初心者の少年が、
現時点ではかなりハードルの高い曲を、「どうしても発表会のステージで演りたい」という案件がありました・
少年が選んだ曲は、
10代の子たちが心酔している某ロックバンドの曲。

必死でやれば出来る、
すなわち、必死でやらなきゃ出来ない曲です。


本番までに間に合うのか?
ボロボロになるんじゃないのか?
とても心配ですが、熟考の末、本人の希望どおりやらせてみることにしました。

やや無謀な選曲とはいえ、
本番まで2ヶ月ある状況で、チャレンジすらさせないまま、
「君にはまだ早い」 「諦めなさい」 「こっちの簡単な曲にしなさい」
それは、
絶対に間違っていると思ったんです。


実際は・・・そんなに美しい現場ではないです。
なんせ、ハードルが高い。
レッスンを終え、
イントロすら出来ない。
少年がショックを受けて、言葉が出ないのを見ると、可哀想で仕方がなく、
自分の方針は正しいのだろうか?
自問自答してしまう。


ただ素朴に、憧れのバンドを真似たいだけ。
聴こえた音楽を「いいな!」って思って真似したい。自然なことでしょう?

スピーカーから出た、
バンド、アーティストの表面を真似るためには、
それに至った苦労、努力も真似なければいけない。

この至極当然なことは、遅かれ早かれ、誰しも知るのだけれど、
真面目で純粋な少年が、
初めて打ちのめされる姿を目の当たりにするには、辛いものがある。




育児にも通じるのですが、教育には、
・守る or 守らない
・認める or 認めない
2つの要素があるのだそうです。

たとえば、
「我が子のために、魚の骨を取ってやる」
これは、守っているけど、認めていないのだそうです。

守り認めない育児をしている親って、多いらしいのですが、
すると子供は、
魚の身はほぐしてもらって当たり前、になってしまったり、
そもそも、
魚に骨があることを知らなかったり、
驚くべきことに、
魚って、スーパーで売ってる切り身の姿で海を泳いでいる。と思っている子もいるんだそうです。



守り、認める育て方ってどんなのだろう?

魚の骨は自分で取らせること。
骨が喉に刺さって痛いこと。
情に流されず、教えなければいけないでしょう。

ただ、
少年がショックを受けて落ち込むのは、非常に正しい順序であるし、
当日に間に合わない場合は、
いくつかの選択肢を与えて、本人に決断させるつもりでいます。
無謀かと思える選曲も、
乗り越えられたら・・・結果的には最高の選曲だったことになる。

もし、喉に骨が刺さったら・・・
それは大人が取り除いてあげないとアカンね。
スポンサーサイト
23:33  |  音楽  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

*Comment

コメントを投稿する

URL
COMMENT
PASS  編集・削除するのに必要
SECRET  管理者だけにコメントを表示  (非公開コメント投稿可能)
 

▲PageTop

*Trackback

この記事のトラックバックURL

→http://johnnyh.blog82.fc2.com/tb.php/1989-eaeb296d

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事へのトラックバック

▲PageTop

 | BLOGTOP |